2011年最初のブログは…
毎月ご紹介している90cm水草水槽の全体写真からスタートです。
先ほどこの水槽の水質を測ったところ…
TDS=145ppm
pH=6.8
KH=3dH
GH=6dH
昨年12月23日にトリミングしたあと、毎日の施肥は行ってましたが、水質も測らず水換えも行なっていなかったため、水質が目標値とズレてきています。
この水質でも、ほとんどの水草に影響ありませんが、ポゴステモン・キンバリーなど低硬度を好む水草が少しいじけてきています。
また、赤系の水草の色も薄くなってきていますね。
明日から、ROでつくった純水で水換えして、TDS、KH、GHを、この約半分くらいの数値まで戻します。
ピートもしばらく交換してないので、新しいものと交換します。
ポゴステモン・キンバリーは、頭頂が水面に届いているのでトリミングですね。
5本からスタートしたベトナムゴマノハグサが、いい感じで増えています。グリーンロタラに似たところがあり、石などに沿って這うように成長します。成長速度はグリーンロタラより遅いので、扱いやすくて気に入っています。大礒砂との相性もいいようです。
大幅にピンチカットしたニードルリーフルドウィジアは、右側の陰性水草たちに隠れて、まだ頭頂さえ写真に写っていません。でも、順調に新芽を展開してますので、来月あたり、バランサエの後ろから赤い葉が顔を見せてくれるはずです。
タンクデータは以下の通りです。
●
[水槽サイズ]
W939×H503×D450(mm)
[生体]
ブルーアイラスボラ
ラスボラ・ヘンゲリィ
コリドラス・メラニスチウス
ホンコンプレコ
オトシンクルス
オトシンネグロ
ヤマトヌマエビ
石巻貝
レッドタイヤトラックスネール
[水草]
クリプトコリネ・バランサエ
クリプトコリネ・ウェンティグリーン
ロタラ・インジカ
ロタラsp・カンボジア
ミクロソリウム・ナローリーフ
ミクロソリウム・本ナロー
ミクロソリウム・ウェンディロブ
アヌビアス・バルテリー・バー・バルテリー
アヌビアス・ナナ(元はプチ)
ブリクサ・ショートリーフ
ニードルリーフ・ルドウィジア・サンパウロ
ニードルリーフ・ルドウィジア
タイガーロータス・レッド
エキノドルス・テネルス
ロベリア・カージナリス
ストロジンsp
ポゴステモン デカネンシス
ポゴステモンsp・キンバリー
オーストラリアン・ドワーフヒドロコティレ
リシア
ベトナムゴマノハグサ
[レイアウト素材]
青龍石
[濾過]
総濾過容量24リットル
ADA ES-1200EX
ADA ES-600
紫外線殺菌灯による殺菌(消灯時のみ)
[濾材]
パワーハウス ソフトM
バイオリオ
粒状ピート
[底床]
大磯砂
[水質]
pH=6.6〜7.0
総硬度(GH)=2〜6dH
アルカリ度(KH)=1.5〜3dH
TDS=80〜145ppm
水温=24〜25度
[換水]
純水+ROライト+アクアセイフ
TDS、GH、KHなどの数値を目安に水換え
1回に45〜75L程度
[照明]
ADA NAランプ32W×5灯
8時間点灯
[CO2]
ミドボン5kg
いぶき製CO2ストーンにて添加(ビートルカウンターで3滴/秒)
[エアレーション]
消灯時16時間
ニッソーフラットフィルターMにて
[底床栄養素]
ADAマルチボトム
ADAアイアンボトム
テトライニシャルスティック
テトラクリプト
NEW フロラスティック プロ
アクアフローラ(WATER PLANT FERTILIZER)
デナリーE-15
[液体栄養素]
グリーンブライティSTEP2(4ml/日)
グリーンブライティ・スペシャルSHADE(3ml/日)
グリーンブライティ・スペシャルLIGHTS(0.7ml/日)
メネデール(5〜6ml/日)
-------- ECA(適宜)
グリーンゲイン(適宜)
フィトンギット(適宜)
●
(Photo Data)
Canon EOS 40D
EF24mm F1.4L USM
ISO640, F6.3, 1/50sec.
あけましておめでとうございますぅ^^
今年も宜しくお願いいたします。
あのトリミングから、成長が早いのはほんまに早いですね^^;
文章を読んでまして^^ 気になる点にて質問ですぅ ^-^;
赤系が薄くってありましたが、低硬度の方が
赤系の水草が赤くなりやすいのでしょうか?
それとぉ~ もう1つ^-^;
メデールとECA使われてますが^^
どちらが・・・有効ですかね^-^;
今年1番に質問ばっかりですみません^-^;
今年もキレイで生き生きした水草の水景楽しみにしております^^
投稿情報: 2sony | 2011-01-11 22:56
>2sonyさん
こちらこそ、今年も宜しくお願いします。
そうですね。ポゴステモン・キンバリーなどはとくに成長が早いです。
水草の種類によって成長速度に差があるので、そのあたりも計算に入れ、先を予測しながらレイアウトとトリミングをしています。
ご質問の件ですが、
有機酸などによって低硬度を保つほうが、育ちやすい水草が多いのでそうしてます。
低硬度のほうが赤くなるかどうかについてですが…
水草が赤くなる要因はさまざまなようで、水草によっても違うようなんです。
なので、KHやGHが低ければ、必ず赤くなるとも限らないのですが、TDS、KH、GHが低い方がpHが下がりやすく、二酸化炭素が水草に吸収されやすい状態になりやすかったり、各栄養素の吸収効率も上がるような気がしてます。
この水槽の有茎草なども、低硬度の方が色が出やすいようです。
そのあたりは、実際に自分でいろいろ試してみると面白いかもしれません。
鉄分が赤系の水草に有効なのは良く知られてますが、鉄分以外の要素…たとえば光量によって赤くなる場合もあります。
水面近くになると赤くなる水草は光量が多い方が赤くなりやすいということですもんね。
貧栄養によるストレスで赤くなるという説もありますし…。
それから、有機酸の働きも関係があるような気がしています。
ソイルの底床なら、そのあたりはあまり気にしなくてもいいのでしょうけど、大礒砂の場合は、底床からの有機酸の溶け出しに期待できないので、ピートや液肥などで有機酸の働きを補っています。
メネデールとECAのどちらが有効かというのも難しい質問ですね…(^^;
どちらも、鉄分主体の栄養素ですよね。
私が両方使っているのは、どちらも有効だと考えてるからです。
メネデールは、赤系に限らず、緑系も含め水草全体の色が鮮やかになり、水草が活き活きする気がします。
ECAは、鉄分や有機酸の働きによって、赤系の水草の色が薄いときや白化が見られる時などに速効性があり効果的です。
なので私の使い分けとしては、メネデールは毎日の添加用として、ECAは、赤系の色が薄くなってきたり、白化が見られる時などに使うようにしています。
水草の栄養素は、栄養バランスと吸収されやすい環境(水質など)づくりの両面からみる必要があると思っています。
長文の割に、わかりにくくてスミマセン。
私も日々疑問だらけなのです。
お互い、いろいろと検証したり、意見交換をしながら少しずつでも前に進んで行けたらいいですね。
投稿情報: mieda | 2011-01-13 13:11
はじめまして。。。
rough67と申します。
綺麗な水景ですねー^^
アクア系のBLOGを見て
久々に衝撃が走りました。(笑
自分には大磯砂が宝石に見えます。
どの水草も生命力に溢れていますし
管理スキルの高さが素晴らしいです。
またちょこちょこ覗かせて頂きますー。
ではでは。
投稿情報: rough67 | 2011-01-15 13:07
>rough67さん
こんにちは。初めまして。
私の水景を、そのように言っていただけて嬉しいです。
ありがとうございます。
水草は美しいですよね。
アクアリウムをはじめて17年余り…
すっかり水草水槽の虜になってしまっています。(^^)
私のアクアリウムは長期維持がテーマのひとつなんです。
水草と毎日対話しながら、少しづつ変化していく水景の様子を楽しんでいます。
ぜひぜひ、これからも思い出したときに覗きに来てください。
私も、Rough67さんのブログ「Rough Style」拝見させていただきますね。
今後ともよろしくお願いします。
投稿情報: mieda | 2011-01-18 13:30