今月も90cm水草水槽の全体写真を撮影しました。
少し明るい前景にしたくて、リシアとベトナムゴマノハグサを配しました。今後さらに、ウィローモスもグロッソスティグマやヘアーグラスなど、別の水草に変更しようかと考えています。
後景のアヌビアス・フラゼリーは陰性水草水槽へ移しました。
フラットフィルターに仕込んでいた粒状ピートは、結局外部フィルターへ戻しました。
濾過能力は外部フィルター2基で充分ですので、フラットフィルターへは濾材を入れず、消灯時のエアレーションとして活用してます。
水はねしなくていいですよ。
純水で水換えしても、すぐに硬度(GH)とTDSが上昇するこの水槽…
原因の一つは青龍石ですが、好きな石なので使い続けています。
TDSの上昇は、青龍石だけが要因ではないような気がしています。
最近は、ADAのSHADEによるカリウム補給のみで、炭酸カリウム水溶液を添加してませんが、それでもKHは上昇傾向にあります。
底床栄養素からの水中への溶け出しなどが要因の一つかもしれません。
もっとピートの量を増やすべきか、ピートをやめて純水での水換え頻度を増やす方がいいのか…
底床栄養素と液肥のバランスはどうあるべきなのか…
などなど、迷いは尽きません。
現在のタンクデータは以下の通りです。
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[水槽サイズ]
W939×H503×D450(mm)
[生体]
ブルーアイラスボラ
ラスボラ・ヘンゲリィ
コリドラス・メラニスチウス
ホンコンプレコ
オトシンクルス
オトシンネグロ
ヤマトヌマエビ
石巻貝
[水草]
クリプトコリネ・バランサエ
クリプトコリネ・ウェンティグリーン
ロタラ・インジカ
ロタラsp・カンボジア
ミクロソリウム・ナローリーフ
ミクロソリウム・本ナロー
ミクロソリウム・ウェンディロブ
アヌビアス・バルテリー・バー・バルテリー
アヌビアス・ナナ(元はプチ)
ブリクサ・ショートリーフ
ニードルリーフ・ルドウィジア・サンパウロ
ニードルリーフ・ルドウィジア
タイガーロータス・レッド
エキノドルス・テネルス
ロベリア・カージナリス
ストロジンsp
ポゴステモン デカネンシス
ポゴステモンsp・キンバリー
ウィローモス
オーストラリアン・ドワーフヒドロコティレ
リシア
ベトナムゴマノハグサ
[レイアウト素材]
青龍石
[濾過]
総濾過容量24リットル
ADA ES-1200EX
ADA ES-600
紫外線殺菌灯による殺菌
[濾材]
パワーハウス ソフトM
バイオリオ
粒状ピート
[底床]
大磯砂
[水質]
pH=6.6〜6.8
総硬度(GH)=2〜4dH
アルカリ度(KH)=1.5〜3dH
TDS=80〜120ppm程度
水温=24〜25度
[換水]
純水+ROライト+アクアセイフ
TDS、GH、KHなどの数値を目安に水換え
1回に45〜75L程度
[照明]
ADA NAランプ32W×5灯
8時間点灯
[CO2]
ミドボン5kg
いぶき製CO2ストーンにて添加(ビートルカウンターで3滴/秒)
[エアレーション]
消灯時16時間
ニッソーフラットフィルターMにて
[底床栄養素]
ADAマルチボトム
ADAアイアンボトム
テトライニシャルスティック
テトラクリプト
NEW フロラスティック プロ
アクアフローラ(WATER PLANT FERTILIZER)
デナリーE-15
[液体栄養素]
グリーンブライティ・スペシャルSHADE(2〜3ml/日)
グリーンブライティSTEP2(2〜4ml/日)
メネデール(5〜6ml/日)
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グリーンブライティ・スペシャルLIGHTS(適宜)
炭酸カリウム10%水溶液(適宜)
ECA(適宜)
グリーンゲイン(適宜)
フィトンギット(適宜)
グリーンバクター(適宜)
●
(Photo Data)
Canon EOS 40D
EF24mm F1.4L USM
ISO640, F6.3, 1/50sec.
これだけ底床肥料をしっかりやられているなら液肥って要りますか?
なんて、えびらーの戯言ですw
投稿情報: Rio | 2010-12-13 10:20
>Rioさん
そこですよね。
上手に底床に施肥ができれば液肥はいらないのかもしれませんが…
底床栄養素は、ご覧のとおりいろいろな種類を使ってますが、量的・バランス的にどうなのかという課題は、私にとって永遠のテーマかもしれません。
また、底床栄養素は一度埋めると取り出すのが難しいので、藻類が発生した場合の対応が難しくなりますよね。
そのため、底床への施肥をやや控えめにして、その日の水草の調子を見ながら、液肥による施肥でデリケートなバランスを整えています。
最近は、もっと底床栄養素を上手に使いこなしたいと考えていて、以前より積極的に底床へ施肥を行うようにしてます。
投稿情報: mieda | 2010-12-14 21:34
どうもですぅ~^^
GHがその感じでも・・・やっぱり問題ありって感じなのでしょうか^^;
TDSは測定した事が無いので^^; なんともですが^-^;
液肥とか固形とか・・・・
ワタシも色々考えた事ありますが・・・・
〇D〇のは、液肥がメインの扱いですよね・・・・
根が大きくなる草は・・ 固形肥料をしたり
根が余り関係のない感じの草は液肥なのかなぁ~
とか思ってましたが・・・
どうなのでしょう?
投稿情報: 2sony | 2010-12-16 00:29
>2sonyさん
こんにちは。
GHがこの水槽データくらいの数値なら通常は問題はないと思います。
育ててる水草にもよりますけど。
もっと高い数値でも育つ水草もありますし、
ホシクサの仲間など、もっと低い数値を好む水草もあります。
この水槽では、ポゴステモン・キンバリーなど、GHやKHが低めな水質を好む水草が植栽されてるため、水槽データに記載したくらいの数値を維持してます。
水槽の水質は、さまざまな要因から常に変化し続けてるので、同じ水質を保つというのは、なかなか難しいことです。
この水槽では、青龍石が総硬度を上昇させるため、その対応のためにいろいろな試行錯誤をしています。
軟水効果の高いソイルの底床ならいいんでしょうけど、私の水槽は大礒砂なので。
ADAは液肥がメインの扱いということはないと思います。
むしろ、底床環境に力を入れてる気がします。
栄養十分なソイルと底床環境を整えるさまざまな工夫を提案されてるように感じています。その上で、有茎草などに有効な各種液体栄養素を提案されてますね。
おっしゃるように、根をしっかり這わせる水草は固形の底床栄養素が有効ですね。
有茎草の中には葉から栄養を多く吸収するものもありますから、そうした水草には液体栄養素が有効です。
それから例えば、私の60cmの陰性水草水槽のようにシダやモスなどの活着系の水草だけでレイアウトを構成してる場合は、液体栄養素だけで管理できます。
投稿情報: mieda | 2010-12-16 11:48