この写真の魚は、アノマロクロミス・トーマシーといいます。
アフリカ河川産シクリッドの仲間です。
シクリッドの仲間は、
このトーマシーのようにアフリカ大陸に棲むもの、
アメリカ大陸に棲むものや、インドに棲むものなどがいます。
エンゼルフィシュやディスカスなども
シクリッドの仲間です。
水草水槽をやってると、
いつの間にか、入れた覚えのない貝が現れることがあります。
これらは、総称してスネールと呼ばれていますが、
レッドラムズホーン、サカマキガイ、モノアラガイなどの貝です。
購入した水草についてくることが多く、
初めは、コケ対策などといって楽観的にみていると…
卵が孵って爆発的に増えてしまいます。(^^;
そのスネールを食べてくれる魚がこの写真のトーマシーです。
実際、私の水槽にもスネールが大量に発生し困ったことがありました。
そこで、このトーマシーを投入したところ、
1〜2週間程の間に、ほとんどいなくなりました。
完全にはいなくなりませんが、
探しても見つからない程度にはなります。
スネール自体はに害はなく、
増えすぎると見苦しいというだけなので、
スネール対策としては充分といえます。
シグリッドの仲間は、とても頭が良く、
見ていると、魚の考えが解ってなかなか愛嬌があります。
またシグリッドは、どうやら上にモノがあると安心するらしく、
私が飼ったことのあるディスカスやエンゼルフィシュ、モンクホーシャ
そして、この写真のアノマロクロミス・トーマシーも
こうして、植物の下などがお気に入りの場所になります。
ちなみにこの写真の植物は、アヌビアス・バルテリーです。
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(Photo Data)
[トーマシーとバルテリー]
Canon EOS 20D
EF50mm F1.4 USM
ISO200, F1.8, 1/60sec.
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