この写真のディスカスは、
アクアリウムショップではじめて見たときからとても魅力的でした。
その時はまだ、直径3cmほど。
しかし小さくても、やがて20cm近くまで成長するでしょう。
そうした大型になるシクリッド科の魚は、
コケとり名人のヤマトヌマエビを食べてしまいます。
なので、水草水槽との両立はとても難しいのです。
そのため、この時は購入をあきらめて帰りました。
次に再び、そのアクアリウムショップを訪れたときに、
やはり、人なつこい性格の、一際目立つ美しいディスカスがいました。
サイズは4cmほどに成長していましたが、
すぐにあの時のディスカスだとわかりました。
今度は、連れて帰ることにしました。
それから約4年、
我が90cm水槽で直径18cmほどまで成長しました。
正面からみるとピカチュウ顔。
頭が良く、なにを考えているか見ていてわかります。
昨年(2005年5月)原因不明で突然死するまで
すっかり、みんなのアイドルになっていました。
この写真は、その5日前に撮影したものです。
ディスカス(discus)という名前は、
その円盤状(disk)の体形からつけられたようです。
ちなみに、語源であるラテン語では、diskをdiscusといいます。
シクリッド科シンフィソドン属の魚でアマゾン川一帯に棲息しています。
稚魚に、自分の体表からでる
ディスカスミルクと呼ばれる分泌物を食べさせて育てる
面白い生態があります。
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(Photo Data)
[ブルーダイヤモンド・ディスカス]
Canon EOS 20D
EF85mm F1.2L USM
ISO200, F1.2, 1/180sec.
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