NATURE-AQUALAND osakana blog

ブラックネオン・テトラ

私のオフィスの玄関にある60cmハイタイプ水槽で
元気に群泳するブラックネオン・テトラです。

この水槽は、低床に大磯砂、石組みに赤い溶岩石、
水草は、エキノドルス・ウエンティグリーン、プチ・ナナ、
そして流木に活着したウィローモスが繁茂しています。
水草は、どれも美しい鮮やかなグリーンに育ち、
特にウィローモスは、南米産のものが元気で、
鮮やかな黄緑色の大きな三角形の葉を広げています。

これら赤い溶岩石と鮮やかなグリーンの水草たちを背景に、
約30匹のブラックネオンが美しく群泳し、
水槽を引き締めてくれています。
アクセントの赤い目も水草に美しく映えます。

少しストイックで落ちついた雰囲気の水草水槽には、
シックなブラックネオンの上品な輝きがよく似合います。

ブラックネオン・テトラ（Hyphessobrycon herbertaxelrodi）は
ブラジルに生息する熱帯魚らしいのですが、
日本に輸入されるブラックネオンの多くは、
東南アジアでブリードされたもののようです。

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(Photo Data)
［ブラックネオン・テトラ］
Canon EOS 20D
EF50mm F1.4 USM
ISO400, F1.6, 1/200sec.
部分トリミング

ブルーダイヤモンド・ディスカス

この写真のディスカスは、
アクアリウムショップではじめて見たときからとても魅力的でした。
その時はまだ、直径3cmほど。
しかし小さくても、やがて20cm近くまで成長するでしょう。
そうした大型になるシクリッド科の魚は、
コケとり名人のヤマトヌマエビを食べてしまいます。
なので、水草水槽との両立はとても難しいのです。
そのため、この時は購入をあきらめて帰りました。

次に再び、そのアクアリウムショップを訪れたときに、
やはり、人なつこい性格の、一際目立つ美しいディスカスがいました。
サイズは4cmほどに成長していましたが、
すぐにあの時のディスカスだとわかりました。
今度は、連れて帰ることにしました。

それから約4年、
我が90cm水槽で直径18cmほどまで成長しました。
正面からみるとピカチュウ顔。
頭が良く、なにを考えているか見ていてわかります。
昨年（2005年5月）原因不明で突然死するまで
すっかり、みんなのアイドルになっていました。
この写真は、その5日前に撮影したものです。

ディスカス（discus）という名前は、
その円盤状（disk）の体形からつけられたようです。
ちなみに、語源であるラテン語では、diskをdiscusといいます。
シクリッド科シンフィソドン属の魚でアマゾン川一帯に棲息しています。
稚魚に、自分の体表からでる
ディスカスミルクと呼ばれる分泌物を食べさせて育てる
面白い生態があります。

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(Photo Data)
［ブルーダイヤモンド・ディスカス］
Canon EOS 20D
EF85mm F1.2L USM
ISO200, F1.2, 1/180sec.

アノマロクロミス・トーマシー

この写真の魚は、アノマロクロミス・トーマシーといいます。
アフリカ河川産シクリッドの仲間です。
シクリッドの仲間は、
このトーマシーのようにアフリカ大陸に棲むもの、
アメリカ大陸に棲むものや、インドに棲むものなどがいます。
エンゼルフィシュやディスカスなども
シクリッドの仲間です。

水草水槽をやってると、
いつの間にか、入れた覚えのない貝が現れることがあります。
これらは、総称してスネールと呼ばれていますが、
レッドラムズホーン、サカマキガイ、モノアラガイなどの貝です。
購入した水草についてくることが多く、
初めは、コケ対策などといって楽観的にみていると…
卵が孵って爆発的に増えてしまいます。(^^;

そのスネールを食べてくれる魚がこの写真のトーマシーです。
実際、私の水槽にもスネールが大量に発生し困ったことがありました。
そこで、このトーマシーを投入したところ、
1〜2週間程の間に、ほとんどいなくなりました。
完全にはいなくなりませんが、
探しても見つからない程度にはなります。

スネール自体はに害はなく、
増えすぎると見苦しいというだけなので、
スネール対策としては充分といえます。

シグリッドの仲間は、とても頭が良く、
見ていると、魚の考えが解ってなかなか愛嬌があります。
またシグリッドは、どうやら上にモノがあると安心するらしく、
私が飼ったことのあるディスカスやエンゼルフィシュ、モンクホーシャ
そして、この写真のアノマロクロミス・トーマシーも
こうして、植物の下などがお気に入りの場所になります。

ちなみにこの写真の植物は、アヌビアス・バルテリーです。

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(Photo Data)
［トーマシーとバルテリー］
Canon EOS 20D
EF50mm F1.4 USM
ISO200, F1.8, 1/60sec.

ゲストブック

NATURE-AQUALANDへお越しいただきありがとうございます。
こちらはゲストブックです。
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ラスボラ・ヘンゲリィ

NATURE-AQUALANDに
フォトアルバムのページを作りました。
最初のフォトアルバムはコリドラス・パンダです。
まだ数は少ないですが、良かったら見ていってください。
今後、他の魚も制作していきます。

写真はラスボラ・ヘンゲリィ(Trigonostigma hengerii)です。
インドネシアに生息するコイ科の魚です。
数年前から、
私の90cm水槽を一番多く群泳しているのがこの魚です。
ラスボラ・エスペイと似ていますが、
エスペイとは、オレンジ色の入り方が違います。
オレンジがライン状にくっきっり入り、
黒の鍵型模様も細く全体にスマートな感じです。

水草のグリーンにオレンジ色が輝いて
水草水槽にはよく似合うのではないでしょうか。

先月、水槽の石組みをすべて木化石から青龍石に換えました。
ラスボラ・ヘンゲリィは
青龍石のブルーグレーにも非常によく映えます。

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(Photo Data)
［ラスボラ・ヘンゲリィ］
Canon EOS 20D
EF50mm F1.4 USM
ISO400, F1.8, 1/125sec.

ヤマトヌマエビ

コケを良く食べてくれるヤマトヌマエビは、
水草水槽ではよく飼われています。

抱卵しますが、繁殖はなかなかむずかしそうです。
なぜかというと、
生まれてすぐに海水と同じ水に入れる必要があるからです。
それは、彼らの生態に理由があります。

このヤマトヌマエビ、自然界では、
日本の房総半島以南の河川の上流域や
韓国、台湾、マダガスカルなどに生息しているそうです。

このエビの生態は少し変わっています。
親エビが、生息する川の上流域で産卵すると、
卵から幼体（ゾエア体というらしい）が生まれます。
ゾエア体は、その後1〜2日の内に海まで流れ着かないと
死んでしまうそうです。
無事、海に流れ着いたゾエア体は、
幼生の時代までを海水で過ごし、
その後、稚エビになると川を遡り、
親エビは、ふたたび川の上流域で生活します。

こんな、小さなエビが、
川の上流から下流、下流から上流へと旅をします。
生き物の生態は本当に不思議ですね。

写真は、90cm水槽のヤマトヌマエビです。
現在、15匹以上いるとおもいます。

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(Photo Data)
［ヤマトヌマエビ］
Canon EOS 20D
EF24mm F1.4L USM
ISO400, F1.8, 1/125sec.

90cm水草水槽（2005年12月）

2006年1月、
NATURE-AQUALANDのトップページの最初を飾った写真は
90cmの水草水槽です。
栄枯盛衰を繰り返しながら10年以上維持しています。

低床の大磯砂も、長い年月とともに水に馴染み
水質を変化させることもなくなったようです。

水草は・・・
ミクロソリウム
クリプトコリネ・ウェンティ・グリーン
エキノドルス・ルビン
ウィステリア
プチ・ナナ
タイガーロータス・レッド
アヌビアス・バルテリー
クリプトコリネ・バランサエ
エキノドルス・テネルス
そして・・・
流木にウィローモスが活着しています。

現在の魚は・・・
ラスボラ・ヘンゲリィ
ニューギニアレインボー
アノマロクロミス・トーマシー
コリドラス・パンダ
コリドラス・シュワルツィ
オトシンクルス
ヤマトヌマエビ
石巻貝　です。

濾過容量は25リットル。
使用しているフィルターは、
エーハイム・サブフィルター2213
＋ ADAパワーフィルターES-600EX2　と
エーハイム・サブフィルター2213
＋ ADAパワーフィルターES-600　の
2系統のろ過を行っています。

二酸化炭素強制添加。
1〜2週間に1度、1/2程度の水換えを行っています。

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［90cmの水草水槽（2005年12月）］
Canon EOS 20D
EF17-40mm F4L USM
ISO400, F4, 1/25sec.

ニューギニアレインボー

魚は、時によっていろいろな表情を見せてくれますが、
ニューギニアレインボーの輝きは 、
少し、神秘的な雰囲気を漂わせています。

この写真は、
そのニューギニアレインボーのイメージを少しだけ強調してみました。
明るいレンズの開放側での撮影なので、
背景のタイガーロータスレッドや
ミクロソリウムのグリーンが綺麗にボケて
不思議な雰囲気の写真になりました。

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(Photo Data)
［ニューギニアレインボー］
Canon EOS 20D
EF35mm F1.4L USM
ISO400, F1.6, 1/160sec.
Photoshop CS2でレタッチ