NATURE-AQUALAND osakana blog

ヤマトヌマエビ三景

久しぶりにヤマトヌマエビの写真です。

今回ご紹介する写真のヤマトヌマエビたちは、
3本管理している水槽のうち、
いつもご紹介している90cmのメイン水槽ではなくて
残り2本の60cmハイタイプ水槽のエビたちです。

上の2枚の写真は、
今月の20日にリセットしたばかりの水槽で撮影しました。
この水槽、レイアウトはまだ構想中で、
現在、青龍石と流木1本と南米ウィローモス中心の仮住まいです。
リセット後の経過はかなり順調で、水の透明度も上がってきました。
エビたちには、仮住まいもなかなか快適な様子です。

流木は、ADAのブラックウッドです。
そして、真ん中の写真の石が青龍石です。

この水槽は、基本的に砂利と石を基調色としていて、
保護色なのかはわかりませんが、
ヤマトヌマエビの体色が少し青味を帯びていて、
透明感がいっそう美しく見えます。

一番下の写真は、
玄関にあるADA水槽で撮影しました。
この水槽には、ウィーローモスと南米ウィローモスが繁茂してます。
写真は、南米ウイローモスの茂みから顔を出したところです。
やっぱり、ウィローモスにエビは似合いますね。

●

(Photo Data)
［ブラックウッドとヤマトヌマエビ：上］
Canon EOS 20D
EF100mm F2.8 マクロ USM
ISO800, F2.8, 1/50sec.

［青龍石とヤマトヌマエビ：中央］
Canon EOS 20D
EF100mm F2.8 マクロ USM
ISO800, F2.8, 1/125sec.

［ウィローモスとヤマトヌマエビ：下］
Canon EOS 20D
EF100mm F2.8 マクロ USM
ISO800, F2.8, 1/30sec.

ソフナイザーをつけて10日目

その後の90cm水槽の様子ですが…、
全体としては、結構いい感じになってきました。

最近、とても調子がいいのが、
ブリクサショートリーフとエキノドルス・テネルス。
ショートリーフはとても美しい茂みを作ってくれています。
タイガーロータス・レッドも元気が出てきました。
それから…クリプトコリネ・ウェンティ・グリーンも
かなりボリュームアップしています。

反対に、ソフナイザーを付ける前から調子がイマイチなのが
クリプトコリネ・バランサエとエキノドルス・ウルグアイエンシス。
総硬度も下がったので、もう少し様子を見て見ます。

ADAのソフナイザーをつけて10日目。
この間、3回のイオン交換樹脂の交換を行なっています。
当初、6dHだった総硬度は、
撮影の前の計測では、2.5dHまで下がりました。
おととい、1/4程水換えして…
水換えの後すぐに計った数値も3dHだったので、
今のところ、2.5〜3dHの間でうまくコントロールできているようです。
pHは、7.2〜7.5でやはり高めです。

部分的にウィローモスを配したくて、
活着させる流木を大量にアク抜きしているのですが、
なかなか水の色がとれません。
活着されるのを待っているウィローモスは、
専用水槽の中で、かなりのボリュームに増えてしまいました。

お魚は、エビも含めて全て良好です。(^^)

●

(Photo Data)

［90cm水草水槽：左］
Canon EOS 20D
EF17-40mm F4L USM（22mm）
ISO800, F4, 1/100sec.

［90cm水草水槽：右］
Canon EOS 20D
EF17-40mm F4L USM（20mm）
ISO800, F4, 1/100sec.

オトシンクルス・ネグロ

、
先日、90cmの水草水槽に、
オトシンクルス・ネグロ（Pseudotocinclus sp.）が
5匹仲間入りしました。
仲間入りして10日ほど経ちますが、みんな元気なので一安心。

この水槽で、これまでも活躍してくれている、
通常のオトシンクルス（ヴェスティートゥスorヴィッタートゥス）
と較べて、コケ取り能力は上という噂があります。^^
成長すると、4〜5cmくらいになるようですが、
現在の大きさは、約3cm弱で、まだまだ幼魚です。

テネルスなどの小さな水草のコケ取りに、
彼らの働きを期待しましょう。^^

●

(Photo Data)
［オトシンクルス・ネグロ］
Canon EOS 20D
EF180mm F3.5L マクロ USM
ISO800, F3.5, 1/30sec.

90cmの水草水槽（2006年7月）

月1回の90cm水槽の全体写真を掲載しました。
9日が日曜日だったので、撮影は9日の夜に行いました。

レイアウトの大幅変更を行なってから約2週間目の様子です。
ボリュームはこれからですが…
この後は…、
ウィローモスを石組みの周りなどに
バランスよく置いてみたいと思っています。
小さな流木片を、たくさんアク抜きさせてますので、
それに活着させてみるつもりです。

下の写真2枚は、8日撮影分です。

2006年7月10日現在の水槽データです。
［水草］
エキノドルス・ルビン
エキノドルス・テネルス
エキノドルス・ウルグアイエンシス
ニードルリーフ・ルドウィジア・サンパウロ
クリプトコリネ・ウェンティ・グリーン
クリプトコリネ・バランサエ
タイガーロータス・レッド
アヌビアス・ナナ・プチ
アヌビアス・バルテリー
ブリクサショートリーフ
ミクロソリウム・ナローリーフ

［生体］
ラスボラ・ヘンゲリィ×50匹
ニューギニアレインボー×11匹
アピストグラマー・アガシジィ×1
コリドラス・パンダ・ワイルド×4
オトシンクルス×4
オトシンクルスネグロ×5
ヤマトヌマエビ×多数（数不明）
石巻貝×3です。

［環境］
蛍光灯：NAランプ 32W×5　7時間点灯
濾　過：濾過容量24リットル
　　　　ADAスーパージェットフィルターES-600EX2
　　　　+エーハイムサブフィルター2213
　　　　ADAスーパージェットフィルターES-600
　　　　+エーハイムサブフィルター2213
低　床：大礒砂+栄養素（テトライニシャルスティック、
　　　　ADAマルチボトム、ADAアイアンボトム）
換　水：2日に1回、1/5程度
水　質：水温25度、PH7.1〜7.4
CO2：パレングラス、CO2ビートルカウンターで1秒2滴
エアレーション：夜間消灯時17時間
添加剤：ブライティＫ、グリーンブライティStep-3、
　　　　ECA、グリーンゲイン、グリーンバクター

●

(Photo Data)
［90cmの水草水槽・2006年7月10日現在：上］
Canon EOS 20D
TS-E24mm F3.5L USM
ISO800, F5, 1/50sec.

［90cmの水草水槽・部分：中央］
Canon EOS 20D
EF50mm F1.4 USM
ISO200, F1.4, 1/160sec.

［90cmの水草水槽・部分：下］
Canon EOS 20D
EF35mm F1.4 USM
ISO400, F1.6, 1/250sec.

レイアウト変更

90cmの水草水槽…
実は、先月の27日に大幅なレイアウト変更をしました。
その後も、細かい調整をつづけています。
明日10日は、月に一度の90cm水槽の全体写真をアップする日ですから、
全体の感じは、明日の写真でご覧いただくことにして、
今日は、部分写真のみアップします。

おとといは、久しぶりに
ショップへ買い物にいく時間ができました。
水草用の液体栄養素、石、流木などを手に入れ、
そして、今年度版のADAのカタログも2冊もらってきました。

生体は、
以前から検討していた、オトシンクルスネグロと
ミクロソリウム・ナローリーフを購入。
戻ってから早速、水槽のレイアウトに加えました。
青龍石も小さいものを3個追加して、バランスを整えました。
最初にイメージしていた役者が、ほぼ揃ってきた感じです。(^^)

●

(Photo Data)
［90cm水草水槽（部分）：上］
Canon EOS 20D
EF35mm F1.4L USM
ISO200, F1.6, 1/200sec.

［90cm水草水槽（部分）：中央］
Canon EOS 20D
EF35mm F1.4L USM
ISO400, F2, 1/250sec.

［90cm水草水槽（部分）：下］
Canon EOS 20D
EF35mm F1.4L USM
ISO400, F2, 1/100sec.

葉陰にて…

エキノドルス・ルビンやタイガーロータス・レッドなどの
大きく育った水草が、水面に葉を広げて屋根をつくり、
それらの葉を透過した光が、複雑な色調の空間をつくります。

エキノドルス・ルビンの葉っぱにしがみついて
夢中でエサを食べているヤマトヌマエビ。

シックな雰囲気の写真になりました。

●

(Photo Data)
［ヤマトヌマエビ］
Canon EOS 20D
EF100mm F2.8 マクロ USM
ISO800, F2.8, 1/50sec.
Photoshop CS2で色調補正

久々の水槽写真

昨日は、久々に水槽写真を撮りました。

生体が90匹以上入っているにもかかわらず、
90cm水槽の水質の状態は、かなりいい感じです。

最近の90cm水槽の様子は…
先日新たに、エキノドルス・ウルグアイエンシスを植えました。
ブリクサショートリーフを追加。
エキノドルス・ルビンは、古い葉を取り除いてスッキリ。
ニードルリーフルドウィジアは、
枝分かれして、ボリュームが増してきましたので、
伸びすぎた茎をトリミングして差し戻しました。

前景に植えたエキノドルス・テネルスが、
ここにきて急成長、ますます大きくなっています。

先日、リリーパイプを不注意で割ってしまったので、
現在、久しぶりにシャワーパイプから出水しています。
水流が出来て魚たちは喜んでいる様子。（とくにラスボラ ^^）

今月も10日に全体写真を撮影します。
なので、今日は部分の写真をアップします。

●

(Photo Data)
［ナナ・プチとラスボラ・ヘンゲリィ：上］
Canon EOS 20D
EF35mm F1.4L USM
ISO800, F1.4, 1/125sec.

［エキノドルス・ルビンの下のラスボラ：下］
Canon EOS 20D
EF35mm F1.4L USM
ISO800, F2.5, 1/60sec.

90cmの水草水槽（2006年5月）

毎月10日に90cm水槽の全体写真を撮影しています。

先日、青龍石を3個追加し、レイアウトを少し変更しました。
石組みは、まだ納得がいかないので、
今後、さらに手を入れるかも知れません。

4月の時と較べてすぐにわかる違いは魚の数です。
ラスボラ・ヘンゲリィを40匹追加しました。
また、ニードルリーフルドウィジア サンパウロも
この1ヵ月の間に、ずいぶん育ちました。
そろそろ、最初のトリミングが必要な時期です。

全体写真の角度からだと分かりにくいのですが、
ブリクサショートリーフを5株ほど、
石組みの間などに植栽しました。
こちらも今後、さらに数株を追加する予定です。

写真の、向かって一番左に植栽された、
クリプトコリネ ウェンティ グリーンのボリュームが
かつてのように出てきてくれればいいのですが、
レイアウト変更前の古い葉っぱが、徐々に溶けてなくなり、
現在のものは、
ほとんどがレイアウト変更後に新しく芽吹いたものです。
色もかなり鮮やかな美しいグリーンになっています。

現在のこの水槽の完成度は、
目標としている状態からすると、
30%程度といったところでしょうか。

●

(Photo Data)
［90cmの水草水槽・2006年5月10日現在：上］
Canon EOS 20D
TS-E24mm F3.5L USM
ISO800, F5.6, 1/20sec.

［90cmの水草水槽部分・2006年5月10日現在：中央］
Canon EOS 20D
EF24mm F1.4L USM
ISO800, F4, 1/50sec.

［90cmの水草水槽部分・2006年5月10日現在：下］
Canon EOS 20D
EF24mm F1.4L USM
ISO800, F4, 1/50sec.

ラスボラの群泳する90cm水槽

90cm水槽に、ラスボラ・ヘンゲリィ40匹が仲間入りしました。
もともと10数匹いましたので、
現在ラスボラ・ヘンゲリィだけで50匹以上います。
身体の大きなものが、4年間飼い込んだラスボラで、
小さなものが新たに仲間入りした若魚です。

残念なことに、今月に入って、
コリドラス・パンダが続けて落ちてしまいました。
原因がわかりません。
エビも含めそれ以外の生体は、とても元気なのですが…、
そしたら、昨日訪れたアクアリウムショップに
ワイルドのコリドラス・パンダがいて、思わず…… (^^;
コリドラス・パンダ　ワイルド5匹も仲間入りです。

現在この水槽には、合計で約90匹の生体がいます。

水草では、ブリクサブリクサショートリーフが
新たに植え込まれました。
3月後半に大幅なレイアウト変更をして1ヵ月
少しずつまた、レイアウトのバランスが整いつつあります。
ニードルリーフルドウィジアの成長も順調なので、
以外に早くボリューム感がでてくるかも知れません。

ラスボラの群泳写真が撮りたかったのですが、
水槽全体に散らばっていて、
今日のところは、こんな感じが精いっぱいでした。(^^;

●

(Photo Data)

［ラスボラの群泳する90cm水槽（部分）：上］
Canon EOS 20D
EF17-40mm F4L USM（20mm）
ISO800, F8 1/25sec.

［ラスボラの群泳する90cm水槽（部分）：中］
Canon EOS 20D
EF17-40mm F4L USM（20mm）
ISO800, F8 1/25sec.

［ラスボラ・ヘンゲリィと水草：下］
Canon EOS 20D
EF17-40mm F4L USM（23mm）
ISO800, F4 1/100sec.

ヤマトヌマエビ

久しぶりにヤマトヌマエビの写真をアップしました。
今回は、少し大人っぽいシックな写真となりました。

先日、頼んでおいた
ラスボラ・ヘンゲリィ40匹の用意ができたようです。
まだ、受け取っていませんが、
ラスボラの若魚が群泳する様子が
今からとても楽しみです。

●

(Photo Data)
［ヤマトヌマエビ］
Canon EOS 20D
EF100mm F2.8 マクロ USM
ISO800, F2.8, 1/80sec.

ボトムレリーズとラスボラ

先日、ADAのボトムレリーズという
ちょっと変わった器具を購入しました。
以前から気になっていたもので、
スティック状の水草用固形栄養素を
低床に埋め込むために使う専用器具です。
そこでさっそく、ボトムレリーズを使って
ADAのマルチボトムとアイアンボトムを
低床に埋め込んでみました。
なかなか快適に低床に固形栄養素が埋め込めます。

また、青龍石を大量にレイアウトしているため、
水の「全硬度」が心配でしたので
テトラというメーカーの試薬で計測したところ、
全く問題のない数値でした。
青龍石が必ずしも硬度を上げる訳ではなさそうです。
ひとまず安心しました。

写真は、昨日撮影した90cm水槽です。
オレンジラインの魚はラスボラ・ヘンゲリィです。
彼らは、もう4年ほどこの水槽で過ごしています。
少しずつ個体数が少なくなってきたので、
彼らを購入したのと同じ「ペンギンビレッジ」に
このラスボラ・ヘンゲリィを40匹
用意してもらっています。
トリートメントが済み次第
ご連絡いただけることになっています。
ラスボラ・ヘンゲリィの若魚の群泳が楽しみです。

●

(Photo Data)
［90cm水槽のラスボラ・ヘンゲリィ］
Canon EOS 20D
EF35mm F1.4L USM
ISO400, F1.6, 1/160sec.

アピストグラマ・アガシジィ・マディラ

90cm水槽に新しい仲間が増えました。
アピストグラマ・アガシジィ・マディラのペアです。
美しい上品な個体を見て、ショップで一目ぼれしました。

まだ、若魚ですが、
オスは、既に美しい長いヒレの持ち主です。(^^)
派手すぎないバランスのいい体色も気に入りました。

アピストグラマ・アガシジィは、
以前からずっと飼ってみたかった魚でしたが、
美しい個体は、なかなか高価なので手が出ませんでした。
しかし今回、水槽の水質も安定していることから
思いきって飼ってみることにしました。
尾びれの先が矢じりのように細く尖っているのが
アガシジィの特徴です。

ワイルド種ではなく、国産ブリードなので、
人工飼料も良く食べてくれました。まずは一安心です。
このあと、順調に育ってくれるといいのですが…。

水草も新しいものを植えてみました。
ニードルリーフルドウィジア　サンパウロです。
赤味のあるワイルド感溢れる水草で、
私の90cm水槽には、なかなか似合う感じです。
ボリュームアップするのが楽しみです。

●

(Photo Data)
［アピストグラマ・アガシジィ・マディラ：上］
Canon EOS 20D
EF100mm F2.8 マクロ USM
ISO800, F2.8, 1/100sec.

［ニードルリーフルドウィジア　サンパウロ：下］
Canon EOS 20D
EF100mm F2.8 マクロ USM
ISO800, F2.8, 1/200sec.

生き生きヤマトヌマエビ

昨日は、水槽のメンテナンスをしました。
メンテナンスといっても、
簡単な水草の手入れと水替えなのですが、
3本の水槽に一通り手を入れると、
あっという間に時間が過ぎてしまいます。

パレングラスの汚れ具合などで、
水の状態がある程度予測できますが、
90cm水槽のパレングラスは
最近、1ヵ月たってもコケも汚れもつきません。
かなり、水の状態は良さそうです。

メンテナンスの後、また少し写真をパシャリ！
何枚か、いい感じのものが撮れました。

その1枚がこのエビの写真。
ヤマトヌマエビの透明感のある美しさと
ふわっと軽やかな感じがでていて
自分としては気に入っています。

しかし、こうして間近で見ると、
エビの造形は、本当に美しいですね。(^^)
自然の創造力に脱帽です。

●

(Photo Data)
［ヤマトヌマエビ］
Canon EOS 20D
EF100mm F2.8 マクロ USM
ISO800, F2.8, 1/30sec.

空飛ぶコリドラス・パンダ

コリドラスは本当に種類が豊富で、とても覚えきれません。
そんな中で、そのかわいらしさと親しみやすい名前で、
とても人気があるのが、コリドラス・パンダです。

コリドラス・パンダは、
小型のコリドラスで、ポピュラーな種類ですが、
水質にはデリケートなところがあって、
水槽へ投入直後に落ちてしまうことがよくあります。
はじめの水合わせをうまく乗り越えて、
濾過の効いた水質のいい水槽で育てることができれば、
水質に馴染んだ後は、育てやすいコリドラスです。

現在、ウチの90cm水槽には、5匹のコリドラス・パンダがいます。
5匹とも、とても元気が良く、エサも良く食べますが、
なかなか大きくならず、なぜかチビッコのままです。
大抵は、5匹が一緒に行動していて、
まるでカルガモの親子のようです。

普段は水槽の底でエサを探していることが多いのですが、
ご機嫌な時は、凄い勢いで水中を泳ぎ廻っています。
水中を元気に泳ぎ廻っているコリドラス・パンダの様子を
うまく写真にとらえることができました。

●

(Photo Data)
［泳ぎ廻るコリドラス・パンダ］
Canon EOS 20D
EF50mm F1.4 USM
ISO400, F2, 1/160sec.

混泳

水槽を斜め上から撮影してみました。
上から見ると、 魚の動きや、群泳の様子がよくわかります。

長いヒレがエレガンスな魚は、ニューギニアレインボー、
オレンジのスポーティラインが美しいのは、ラスボラ・ヘンゲリィです。
彼らは、それぞれの種類でグループになって群泳していて、
写真では、一見、別の種類が一緒に混ざって泳いでいるようにも見えますが、
実際には、他の魚種のグループにはあまり興味を示しません。

このラスボラたちは、 この水槽に来てから3年半以上が過ぎています。
ラスボラの寿命はどのくらいなんでしょうか？
先日、不治の病気で3匹ほど★になりましたが、
それ以外は、まだまだ元気です。

この90cm水槽には、ADAのリリーパイプが設置されていて、
リリーパイプから落ちる水の音が、常にチョロチョロと部屋に響いています。
聞いているとα波が出るのか、眠くなります。

オフィスとしては、それがいいのかわかりませんが…(^^;

●

(Photo Data)
［群泳1：上］
Canon EOS 20D
EF50mm F1.4 USM
ISO400, F2, 1/125sec.

［群泳2：下］
Canon EOS 20D
EF50mm F1.4 USM
ISO400, F2, 1/125sec.

青龍石に隠れている君は誰？

水替え後の魚たちは実に気持ち良さそうです。
水替え後の90cm水槽で、
青龍石の向こうから、ちょっと顔を出したのは、
コリドラス・パンダです。
愛嬌がありますよね。

右側の水草は、アヌビアス・ナナプチですが、
通常のナナプチと違って、このナナプチは
ご覧のように明るいライムグリーン色をしています。
アヌビアス・ナナ・イエローハートとも少し違うような…
正確なところがちょっとわかりません。
暗緑色が多い陰性水草の中で、
明るいグリーンの水草は嬉しい存在。
今、最も気に入っている水草の1つです。

●

(Photo Data)
［青龍石とコリドラス・パンダとナナプチ］
Canon EOS 20D
EF50mm F1.4 USM
ISO400, F2, 1/160sec.

オトシンクルスとウィローモス

この魚は、オトシンクルス・ヴェスティートゥスといいます。
大きさは、4cmくらいでしょうか。
アマゾン川にすんでいるナマズの仲間です。

オトシンクルスは、コケを食べる魚として人気があります。
口が吸盤のようになっていて、
ガラスの側面などに吸い付いてくっつきます。
泳ぐ姿もかわいいのですが、
流れの速い場所で、口でガラスにくっつきながら、
しっぽの方だけが水流でなびいている様子などは、実に愛嬌があります。
また、懸命にコケを食べている姿が、けなげでカワイイのも
人気の秘密かも知れません。

オトシンクルスの下の美しいグリーンの絨毯の植物は
ウィローモスというコケの一種。
水草レイアウトでは良く使われ、
ご覧のように流木などに活着させて育てます。

活着は、細かくしたウィローモスを流木において、
モスコットンという専用の糸を
1〜2mm間隔できつくしっかりと巻いて固定し水槽に沈めます。
2週間ほどで糸が解け、しっかりと流木に活着します。

コケの大好きなオトシンクルスにも、
どうやらこのコケは大きすぎるようですね。(^^)

●

(Photo Data)
［オトシンクルス］
Canon EOS 20D
EF35mm F1.4L USM
ISO400, F1.8, 1/100sec.

ブラックネオン・テトラ

私のオフィスの玄関にある60cmハイタイプ水槽で
元気に群泳するブラックネオン・テトラです。

この水槽は、低床に大磯砂、石組みに赤い溶岩石、
水草は、エキノドルス・ウエンティグリーン、プチ・ナナ、
そして流木に活着したウィローモスが繁茂しています。
水草は、どれも美しい鮮やかなグリーンに育ち、
特にウィローモスは、南米産のものが元気で、
鮮やかな黄緑色の大きな三角形の葉を広げています。

これら赤い溶岩石と鮮やかなグリーンの水草たちを背景に、
約30匹のブラックネオンが美しく群泳し、
水槽を引き締めてくれています。
アクセントの赤い目も水草に美しく映えます。

少しストイックで落ちついた雰囲気の水草水槽には、
シックなブラックネオンの上品な輝きがよく似合います。

ブラックネオン・テトラ（Hyphessobrycon herbertaxelrodi）は
ブラジルに生息する熱帯魚らしいのですが、
日本に輸入されるブラックネオンの多くは、
東南アジアでブリードされたもののようです。

●

(Photo Data)
［ブラックネオン・テトラ］
Canon EOS 20D
EF50mm F1.4 USM
ISO400, F1.6, 1/200sec.
部分トリミング

ブルーダイヤモンド・ディスカス

この写真のディスカスは、
アクアリウムショップではじめて見たときからとても魅力的でした。
その時はまだ、直径3cmほど。
しかし小さくても、やがて20cm近くまで成長するでしょう。
そうした大型になるシクリッド科の魚は、
コケとり名人のヤマトヌマエビを食べてしまいます。
なので、水草水槽との両立はとても難しいのです。
そのため、この時は購入をあきらめて帰りました。

次に再び、そのアクアリウムショップを訪れたときに、
やはり、人なつこい性格の、一際目立つ美しいディスカスがいました。
サイズは4cmほどに成長していましたが、
すぐにあの時のディスカスだとわかりました。
今度は、連れて帰ることにしました。

それから約4年、
我が90cm水槽で直径18cmほどまで成長しました。
正面からみるとピカチュウ顔。
頭が良く、なにを考えているか見ていてわかります。
昨年（2005年5月）原因不明で突然死するまで
すっかり、みんなのアイドルになっていました。
この写真は、その5日前に撮影したものです。

ディスカス（discus）という名前は、
その円盤状（disk）の体形からつけられたようです。
ちなみに、語源であるラテン語では、diskをdiscusといいます。
シクリッド科シンフィソドン属の魚でアマゾン川一帯に棲息しています。
稚魚に、自分の体表からでる
ディスカスミルクと呼ばれる分泌物を食べさせて育てる
面白い生態があります。

●

(Photo Data)
［ブルーダイヤモンド・ディスカス］
Canon EOS 20D
EF85mm F1.2L USM
ISO200, F1.2, 1/180sec.

アノマロクロミス・トーマシー

この写真の魚は、アノマロクロミス・トーマシーといいます。
アフリカ河川産シクリッドの仲間です。
シクリッドの仲間は、
このトーマシーのようにアフリカ大陸に棲むもの、
アメリカ大陸に棲むものや、インドに棲むものなどがいます。
エンゼルフィシュやディスカスなども
シクリッドの仲間です。

水草水槽をやってると、
いつの間にか、入れた覚えのない貝が現れることがあります。
これらは、総称してスネールと呼ばれていますが、
レッドラムズホーン、サカマキガイ、モノアラガイなどの貝です。
購入した水草についてくることが多く、
初めは、コケ対策などといって楽観的にみていると…
卵が孵って爆発的に増えてしまいます。(^^;

そのスネールを食べてくれる魚がこの写真のトーマシーです。
実際、私の水槽にもスネールが大量に発生し困ったことがありました。
そこで、このトーマシーを投入したところ、
1〜2週間程の間に、ほとんどいなくなりました。
完全にはいなくなりませんが、
探しても見つからない程度にはなります。

スネール自体はに害はなく、
増えすぎると見苦しいというだけなので、
スネール対策としては充分といえます。

シグリッドの仲間は、とても頭が良く、
見ていると、魚の考えが解ってなかなか愛嬌があります。
またシグリッドは、どうやら上にモノがあると安心するらしく、
私が飼ったことのあるディスカスやエンゼルフィシュ、モンクホーシャ
そして、この写真のアノマロクロミス・トーマシーも
こうして、植物の下などがお気に入りの場所になります。

ちなみにこの写真の植物は、アヌビアス・バルテリーです。

●

(Photo Data)
［トーマシーとバルテリー］
Canon EOS 20D
EF50mm F1.4 USM
ISO200, F1.8, 1/60sec.